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ミット打ち

こんにちは、道下です。暑さも大分和らいできましたね。朝晩は、秋の気配も感じます。

 

さて今回は、道場でのミット打ち練習についてお話します。ミットはパンチ用、蹴り用の2種類があり、打つ人、受ける人、それぞれに分かれて対応します。最初はなかなか上手く打てない事が多いのですが、慣れれば打った際にとても良い音が出て、バチっと決まった時は中々の爽快感を感じる事ができます。

 

ミット打ちは打つ方が力を入れるのはもちろんですが、打つ方、受ける方、双方の共同作業でもあります。打つ方が上手く打っても、受け手も上手く受けてあげないと、成立しない所があります。お互いの呼吸やタイミングも要求されます。

 

特に上位段者が下の段位者のミットを受ける歳は、上手にリードを行う必要があります。私も受けに回った際は、どうすれば打ち手の人が気持ち良く打ってもらえるか、どうタイミングを取るか、とても考えます。頭を使う作業でもあります。

 

また上位段者同士でミット打ちを行う際は、受け手はあえて上手くリードするだけでなく、プレッシャーをかけていく事もあります。打ち手もその中でどう打っていくかを考える訳ですね。

 

とはいえ基本的にはミット打ちは、打っていて楽しいものです。稽古の基本風景でもありますし、空手をしているという実感も味わえると思います。興味のある方は体験稽古も行っていますので、是非ご参加ください。