型本制作プロジェクト①

こんにちは支部長の中野です!

 

今日は本部道場のプロジェクト「型本制作」について書いていきたいと思います。

 

このプロジェクトは昨年夏頃に企画が発案されましたが、情報解禁出来る様になったので、不定期ですが進捗を紹介しながら完成まで紹介していきたいと思います。

 

第一回という事で企画の概要を説明します。

先ず「型本」についてですが、これは型の基本位置・動作を記しており、大げさに言えば後世に正心道の型を残す為の本になります。

 

空手の型は口伝で伝わる物が多く、長い歴史の中で変化を繰り返してきました。

 

実際流派によって同じ型でも違う動作になっている物があります。それ自体は動きの解釈の仕方で変化していった結果であり個人的には是非もなく優劣も無い、全てが興味深く正しいものだと考えます。

私自身、稽古を続けていく中でより型を研究し動作を自分の動きに変化させていくのを感じます。それで良いと思いますし、それが続いていくのが進化でもあります。

一方で基本となる型自体を間違って覚えてしまう事もあります。稽古の時に細かくメモを取りながらというのは難しいですし、稽古中に覚えても繰り返し稽古していく中で、いつの間にか違っていたなんて事もあると思います。

(恥ずかしながら、今回執筆にあたって再確認する中で私自身、間違っていた事もありました。汗)

 

そこで「型本制作プロジェクト」が始動しました!

 

「型本」が完成すれば、いつでも迷った時に確認出来る様になるので、正心道の生徒さんにとってはとても役に立つ本になります。これを持って稽古に参加したら上達も早くなるの間違い無しです!!

 

さて進捗状況ですが執筆作業を2022年内にをわらせるのが最初の目標です。執筆作業とひとくくりにするのは少し乱暴ですが、次回以降その詳細をお伝えできればと思います。

執筆ですが、私含め小山先生・川村先生の三人で行っています。型の動作を文字で伝えるのは想像していたより難しく、少しでもわかり易く出来る様に打合せを重ねながら進めています。

 

 

次回は型本制作に向けての作業内容を紹介します。お楽しみに!!

※今回の写真は、今年初のzoomミーティングの際にお二人に協力してもらいました。笑